安心で快適な暮らしを届けたい。
自然豊かなこの野津田の地で、自分らしく過ごしませんか？
（株）野村フーズでは、様々な年齢、障がいの特性に配慮した仕事を用意し、日々の生活にやり甲斐と充実した時間を過ごせる場を提供していけたらと考えています。
新着情報＆お知らせ
2022-02-09
| RSS(別ウィンドウで開きます) | もっと見る |
事業所案内
障がい者とともに
株式会社野村フーズは、信用と信頼を大切に、責任感を持って業務に取り組んでいます。概要や沿革などの組織情報はこちらをご覧ください。
所長あいさつ
都立松沢病院在職中に精神科訪問看護が診療報酬で認可されました。看護管理者として、即、訪問看護部門を設置して職員の配置を行うことにしました。しかし、退院してすぐ再入院をする人が多かった。
退院した人が就労継続支援事業所の作業所に通っているが工賃が安いときいており、「どうしてか」と疑問に思っていたこともあり、鹿児島の実家で育成している黒和和牛の焼肉店を開設して精神障碍者の人の雇用をしました。従業員としての雇用も試みたがお客さんの対応が難しく就労できなくなった人もいた。同時にリーマンショックの影響で閉店せざるを得なくなりました。
精神障害者の人が好きで、退職後は精神障害の人が地域で生き生きと生活できる場を確保したいという夢もありました。
45年間医療に携わってきた経験を生かすために、精神障害者の方を中心とする訪問看護ステーションを設立しました。
障害者の方を訪問すると、就労できなかった氷河期の人（40～50歳）が多く見受けられました。両親は70～80歳代で家に閉じこもりになっている我が子を世話することに疲れ、これから自分もいつまで生き延びていくかと、経済的な不安を抱えている家族も見られました。
昼間だけでも親と子が距離を置くことで親の負担を軽減することが必要であり、障害者の方は社会性が失われないように社会参加に向けて援助が必要でした。
親亡き後も、障害があっても一人で生活できるように育成することが今後の課題であることを痛感し、訪問から就労継続支援事業を行うことにしました。その結果、今まで就労していなかった方が精神障害者の作業所に通うことで病状が安定するようになりました。
精神障害者の方が安心して働けるように、職員を含め、家族、地域の人々と共に、今後も社会貢献できるように精進していきたいと考えています。
運営方針
一般の会社に常勤・非常勤として雇用されることが困難な精神障害の方に、就労の機会を提供すると共に、その知識・能力の向上を図るために訓練を行い、利用者が生きがいを感じ、地域での生活を継続できるように職務に専念し、利用者や家族の方に喜ばれ安心や信頼を得られるように支援します。
今後もペットのおやつ・キーホルダーの製造と販売について、当事業所のペットのおやつは特許製品であり全て手作業のため安心、安全で販路の拡充が見込まれ、作業内容も充実し工賃の向上にもつながり、やりがいや病状の安定、生活の充実が図れるようにします。
事業所理念
・障害を持つ人が、働きやすい職場環境を提供する。
・障害を持つ人を、理解する。
・地域関係者、住民と連携を図る。
こころの病気の方が家に閉じこもらないように、より良い家族関係が保たれるように、治療を受けながら社会参加ができるように、将来自立ができるように、これらを実現できるような作業所を目標に運営しています。